悲しい話、まだ続きます。
うちがお願いした設計事務所では家が完成すると施工事例として写真とコメントが掲載されます。我が家のそれにはこんなコメントが書いてありました。
「床には足場板を使っています」
・・・はあ?って感じでした。
プランの段階からずっと取入れたいと思っていた、足場板の床。それを
あきらめたのは設計士・工務店があまりにも非協力的かつやる気がなかったから。
それなのに「床には足場板」って、何書いてるの・・・?
足場板をあきらめ、フローリング材に変更したことも覚えてないんです、きっと。私がネットで探してきた杉の幅広フローリング材を足場板だと勘違いしてるんでしょう。
こんなコメントを書いて、「うちも足場板を使いたい」という客が現れたらどうするつもりなんでしょうか。足場板なんて実際には施工してないのに。
なぜこういうコメントが書けるのか、理解できません。
チョコチョコとは今まで書いてきましたが、これだけではありませんでした。
引渡しの日に、外構でMy旦那があることに気が付きました。水栓のガーデンパン(受け皿)がないのです。水を流すと、流れる水と一緒に周りの砂が排水溝に流れていってしまいそうな感じでした。

それで近くにいた設計士にガーデンパンはないの?とMy旦那が尋ねたそうなんです。すると返ってきた言葉は
「ガーデンパンは見積に含まれていませんので、これが完成した状態です」
その時たまたま私はその場にいませんでした。家に帰ってからこの話をMy旦那から聞き、おかしいと思ったので図面を見てみました。すると、

「+ガーデンパン」と書かれています。見積に入っていないとしたら、それは工務店の見積漏れではないのですか?とメールすると「工務店に手配させます」とだけ回答がありました。確認しないで適当な回答をした事への謝罪の言葉は特にありませんでした。
実は同様のことが減額調整の段階でもありました。ウッドデッキをやめて減額したいと設計士に申し出たら、ウッドデッキは見積に入れるのを忘れていたのでやめても減額対象にならない、と工務店から回答をもらったと言ってきたのですが、自分で見積書を確認したらちゃんとウッドデッキ分の金額は見積に計上されていたんです。他にも使わない部品が見積に含まれていたのに、設計士はそれを見抜けなかったり、減額調整項目リストをこちらに提出してくれましたが、その中に既製品を購入すれば2,3万円で済むデスクキャビネット(見積では10万円ほどになってました)も含まれていなかったし・・・つまり設計士は見積書すべてにきちんと目を通していなかったんです。
この時はあまりのいい加減な仕事に激怒したので謝罪してきましたが、少しも反省してなかったようです。がっかりです。
(ちなみにこちらが怒ったことで、再度設計士が見積チェックを行った結果、まだまだ不要な見積項目(シロアリ駆除とか換気扇2重計上とか)が見つかりました。怒らなかったら・・・無駄なお金を払わされる所でした。)
また完成直前に判明した動かない「可動棚」
設計士の図面どおりでは動かせないので、工務店が動かせるだけの耐荷重を持った部材を探してきて修正したため、10万円ほどの差額が発生しました。するとそれを全額施主である私たちに請求してきたんです。
施工が始まってしまってから私たちが「動かせるようにしたい」と仕様変更したのならそれでも仕方ないでしょう。でも設計段階からこちらは仕様を明確に伝えています。棚が動かなかったのは耐荷重も計算せずに適当に車輪をつけただけの図面を書いた設計士の、あきらかな設計ミスだと思っています(今でも)。
納得できないので設計士に電話するとこう言われました。
「僕もちょっと申し訳ないかなーって思ってたんですよ、じゃどうでしょう、半分半分ってことで」
はっきり言って、全額設計士が負担したっておかしくないと思ってましたが、何かあきれてそれ以上言う気になれませんでした。
家の施工チェックもちゃんと図面と見比べるという作業はやっていないようで、あちこち寸法が違っていたり、施工が間違っていたり、それらはほとんどこちらが指摘しました。チェックしているのは塗装が薄いとか、図面を確認しなくても見た目でわかる事が多かったような気がします。
彼にデザイナーとして、チェックをお願いしているのならそれで構わないと思います。でも建築のプロとして、それなりの金額を支払って施工監理をお願いしている事を考えると、どうもこのいい加減な仕事に納得行かないのです。
実は基礎工事の段階で、いい加減さが目に付いたので、この建築士との契約をやめたいと思ったことがありました。でもまた一から始めて料金も一からかかって・・・と考えると、引返す勇気がありませんでした。もし後戻り出来るシステムが建築業界にあれば、間違いなくあの段階で契約破棄していたと思います。
基礎工事でもめた時、
「この家は自分の娘のように思っています。施主さんが損をするような事は絶対にしません」と言ってましたが・・・彼の言葉を信じ、自分で調べる事をしていなかったら、今思うと損してたことだらけでした。
この建築士で決めてしまったのはそれまでの依頼先(工務店)が
・営業が自分のコンセプトを押付けるA工務店
・建築場所を見に来ないでプラン提示するB工務店
・和風が得意なC工務店
・設計士が一般論を振りかざすD工務店
と、もっとひどかったので、(C工務店はひどくはなかったんですが、どうしてもデザイン性に欠けていて・・・この4つに頼んでいたらもっと不満はあったでしょうが・・・)確かにこの4つに比べると、こちらの要望はちゃんと聞き入れてくれましたし、デザイン力は他とは比べ物になりませんでした。
でも、もうちょっとがんばって(すでに4つだめだったので当時かなり疲れてましたが)他の建築士にも当たってみるべきだったのかもしれません。。
家をデザイン・オブジェとして見るだけでなく、機能や環境についても真剣に取組んでいる、建築という仕事に対して誠実な人にお願いしたかったのが、今の本音です。
すべてがダメだった、という訳ではありません。いい仕事をしてくれた部分もあります。でも、お願いだからこんなにがっかりさせないでほしかった。ただひとつ、誠意を持って仕事してくれていたなら、こんなに悲しい思いをしなくて済んだと思うのに。
かなり長文になってしまいました。ところが、まだこれでも終わらないんです。

これは・・・欠陥住宅の写真?(爆)続きはまた後日。